秘密な彼女と彼氏①

「しっかり掴まっててね。」
私は女の子に微笑みかけた。

「羅李夢空高く登って!」
聖鳥に命じた。

「御意(ぎょい)」
羅李夢は答えると空高く飛び立った。

しばらく行くと女の子が
「もうここで大丈夫。」
と言った。

「そっか。
じゃあね。
バイバイ。」
私が答えた後
女の子は消えていった。

「ありがとう」
最後にそう残していった。


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