秘密な彼女と彼氏①
羅李夢は
朱雀の血が流れているんだ。
だから
羅李夢は炎を得意としているんだ。
代々仙崎一族に使えてくれているの。」
「そうなのか。」
「ところで
中はどうだった?」
「それが...」
魁くんはすべて話してくれた。
大きな噴水があって
そこに妖怪がいたこと、
そして
その妖怪が襲ってきて
危ないと思った時
羅李夢が助けてくれたこと、
でも
妖怪には逃げられたこと
麗たちは見つからなかったことを
話してくれた。