秘密な彼女と彼氏①
私たちのクラスは
移動教室でもないのに誰もいない。
しかも
ついさっきまで
人が生活していた痕跡が残っていた。
食べ掛けのポテチ、
開きっぱなしのケータイ、
散らばっている化粧品、
開かれた教科書、、、
まるで人だけが
神隠しにあったような感じだ。
しかも私たちのクラスだけじゃなく
魁くんたちのクラスや
他のクラスも誰もいなかった。
「魁くん、とりあえず職員室に行ってみよう!!」
私たちは走って職員室に向かった。