秘密な彼女と彼氏①

「魁くん絶対に振り返らないでね!
みなさーんこちらに注目〜♪」

私は勢いよく
お札を天井に向かって投げた。

「陽光射睡(ようこうしゃすい)!!」

私が叫ぶと
凄まじい光が辺りを包んだ。

魁くんは後ろを向いているから
直接光を見てないけど

全校生徒・先生たちは
みんなこっちを見ていたから
全員目が眩んで
バタリと突然倒れた。



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