秘密な彼女と彼氏①

「実は...」

私は行方不明の
女の子の話しをした。


魁くんは最後まで
黙って聞いててくれた。


私が話し終えた時

「何で言ってくれなかった...」
今まで聞いたことが
ないくらい低い声で
魁くんは言った。

「なんでって
別に魁くんには
関係ない話だし...」



< 87 / 520 >

この作品をシェア

pagetop