太陽の光


「相手にされないの、まだわかんないのかしら~」

「バカじゃないの」

クラスの女子がわざと聞こえるようにそぅ言った。

あいつの声がしなくなる。

「どぅせ起きてなんかくれないから。無視されてるのよ」

ガタッ

顔を上げる。

「陽、くん…?」

「達哉メシ行かね?」

そぅ言って席を立つ。

「おっ行く行く。晃も行こぅぜ」

2人が席を立つ。


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