太陽の光


そこで会話が途切れる。

「・・・何かあった?」

珍しく陽くんから口を開いた。

「へっ?何で??」

「お前が黙るなんて変だろ」

「そぅでもないよ~」

わざと明るめに言う。

「別に何でもないならいいけど。あんま頑張るなよ?」

陽くんが初めて直接桜のことを気にかけてくれた。


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