太陽の光


「陽くん、桜砂浜に行きたい!」

ふとお昼のことを思い出した。

流れ星。

見に行きたい。

「はぁ?」

「行きたいの。ダメ?」

陽くんはあからさまに嫌そうな顔をした。

「1人で行け」

「ええ~・・・。暗いの怖いじゃん」

「じゃあ明日にしろよ」

「イヤ。今がいい。まだ8時だよ?いいじゃん」

「俺はイヤだ。行くなら1人で行け」

陽くんがそぅ言った。

「わかったよ・・・」



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