太陽の光


「バカ野郎っ!こんな時間に1人で出歩くヤツがいるわけ?」

「陽くん・・・」

陽くんがあきれたように、でも強い口調で吐き捨てる。

「本当バカ」

陽くんにそぅ言われてなんか悔しくて。

「そんなに言わなくたっていいじゃん…」

目に涙がたまる。

「これ以上心配させんなよ」

「心配?心配したの?」

陽くんが?

「当たり前だろ?」

心配してくれたんだ。

「・・・ごめんなさぃ」

なんか素直に謝れた。

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