太陽の光
*+陽+*


「あのさ陽。さーちゃんと何かあったん?」

達哉が俺に尋ねてくる。

「バカ達哉。気ぃ使って聞かないでいたのに」

気使ってたのかよ。

「せやけどさ、さすがにこんなに長くさーちゃんに会わんなんて気になるやろ?」

達哉が俺を見る。

「知らねぇ」

「知らないってことはないやろ?」

ガンッ

「知らねぇんだよっ!!」

「まぁまぁ陽。そんなに怒んなよ」

< 86 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop