太陽の光


明莉チャンが中から出てくる。

「あっやっと来た~。達哉遅いんだけど」

「ごめんごめん。色々大変なんや」

陽がなんとなく気がついたのか露骨に嫌そうな顔をする。

「明莉?今から何を――――――」

さーちゃんは陽の顔を見たとたんだまる。

「ごめん、明莉。桜用事思い出したっ」

そぅ言って走り出した。

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