C'est la vie!
嗚呼……この感じ、激しく誰かと被る…
そう考えて、思いついたのが、
『モップ~♪』
『レディ♪』
嗚呼…零くんとクロウさんだ。
この人、あの二人と同じ匂いがする。
ブリトニー…もとい女の人はさらに心配そうに眉を寄せて、
「ホントに大丈夫??」
と可愛らしく首を傾げる。
わ……近くで見たら益々美女…
おまけに優しい。
でもこの人も……きっと幽霊なんだろうな…
あれ……でも、この人どこかで見た気が―――
じっとブリトニーさんを見つめると、ブリトニーさんの大きな左目の下に泣きほくろがあることに気付いた。
う゛~~ん…こんなにきれいな人早々忘れそうにもないんだけど。
でもどこで見たんだっけ。
「私の顔に何かついてる?」
ブリトニーさんはにこっと微笑んだ。
「いえ!何でもありません!ところであなたはクロウさんとどういう関係なんですか??」
クロウさんのことを知ってるようだった。
それも昨日今日って仲じゃなさそうだ。
しかも何か雰囲気がクロウさんに似てる気がするし。
「ヤキモチかい?アスミ」
ふいに闇の中で聞き覚えのある声が聞こえて、あたしとブリトニーさんは揃って声がする方に顔を向けた。