C'est la vie!
え―――…!?でも、ミサトさんは……
「ミ……ブリトニーさんは幽霊になって長いんですか?」
確かめる意味であたしは真剣にブリトニーさんを見つめた。
「ん~、一年ぐらい??」
ブリトニーさんが首を傾げる。
「どうだったかしらね、ミスタークロウ」
「それぐらいじゃないかな。何せ君はしょっちゅうどこかへ消えてしまうからね。私もはっきりとは覚えていない」
しょっちゅう消える、って!
「こ、このお屋敷から出られるんですか!」
あたしは思わず勢い込んだ。
「出られるには出られるけど」
「どうやったら出られるんですか!?」
あたしの鬼気迫る気迫に若干たじろぎながらもブリトニーさんは苦笑い。
「それは、ひ・み・つ♪」
何で!?
何でブリトニーさん……ううん!ミサトさんがここに居るの!?
それに一年前から幽霊って―――…
嘘!
ミサトさんも―――死んじゃってたってわけ!?
零くんは、このこと―――
知ってるの?