私の先生は旦那様!?
カラオケボックスに入ると
合わせて10人くらいの男女がいた
「え!南、二人きりじゃ無いの?」
「騒ぐには大人数だよ!」
そう言って南は人の輪の中に
入って行ってしまった
しょうがないから一番
端っこに目立たないように座る
楽しそうな音楽とは対照的に
私の頭の中はゆーちゃんの事ばかり
考えているとまた泣きそうになる
そんな時だった
「ごめん!遅れた~!」
一人の男の子が部屋に入ってきた
「連太遅いよ~!」
「まじごめん!
酒買ってきたから許して」
「わ~!許す!」