龍神 Sside【完】
刹那が龍神をでていく
拓巳をみると泣きながら、首にかけたペンダントを握りしめていた
「っ、皐月さん」
「ん?」
「刹那、どこですか?」
「どうした?」
「刹那を死なせないでって奈々が言った気がするんです」
「っまさか!!?」
俺は海に向かって走った
もし、拓巳の言ってることが本当ならば、刹那は死のうとしている
この前みたいに。
自分の手で、自分を殺そうとしている
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