.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
「汐莉さん、慎也とはどのくらいの付き合いなの?」
お袋は興味津々に聞いてきた。
「あ、はい。もうすぐ1年なります」
「あら、そうなの〜♪♪いつもウチの息子がお世話になってるわね〜」
お袋は年甲斐もなく、茶目っ気たっぷりに言った。
ったく…
これだからお袋は……
「あたしこそ…いつも慎也さんにはお世話になってます」
汐莉は柔らかく笑った。
「もう慎也!こんなに可愛らしい女性捕まえちゃって!!ちゃんと大事にするのよ!?しなかったから私が許さないからね!!」
「おー…」
俺とお袋のやり取りを見て、汐莉は笑っていた。
それから夜になり、親父と兄貴が帰ってきた。
汐莉とも仲良くしていたみたいだったみたいだから安心した。