.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
「んっ…」
次第に慎也は唇を下へ下へと下げていく。
首筋を舌が丁寧に這う。
熱い舌の感触がして。
すごくもどかしい気持ちになる。
「ベッド行っていいか?」
慎也は至近距離であたしに囁く。
あたしはコクリと呟き、慎也の首に腕を回した。
「今夜は寝かさねぇからな。覚悟しろよ」
慎也はSな笑みを見せ、あたしを抱き上げた。
いつも寝かせてくれないくせに…。
あたしは心の隅でそう思った。