.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
――そして土曜日。
俺は車で汐莉を迎えに行く。
汐莉と会うのはすげぇ嬉しい。
少しだけでも彼女と過ごせたら…気持ちが楽になる。
――しばらくして汐莉のマンションに着き、俺はケータイを鳴らす。
「もしもし?着いたんだけど」
『あっ、うん!今行くわね!』
汐莉は若干、慌てたように言い、電話を切った。
支度に時間掛かってんのか?
まぁ女はいつも支度に時間掛かるっていうしな。
俺はそんなことを思いながら汐莉を待つ。