.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
――行為を終え、俺は力が抜けたように汐莉の横に寝転がる。
汐莉はシーツを鼻辺りまで掛け、俺にそっと近寄る。
俺はスッと彼女の頭の下に腕を忍ばせ、腕枕をした。
「体…平気か?」
「えぇ。ありがとう」
汐莉は柔らかく微笑む。
俺は我慢できず、汐莉をギュッと抱き締めた。
「ひゃ…慎也……?」
「黙って」
俺は素早く汐莉の両手首を掴み、ベッドに縫い付ける。
俺に組み敷かれる、細い体。
俺はグッと顔を近付け、熱いキスを落とした。