.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
――ガチャガチャ
玄関の方から鍵を開ける音がした。
慎也!
あたしは急いで玄関に行く。
ちょうど扉が開いた所だったので、あたしは靴が置いてある所まで出た。
「おかえり!慎……」
「……くっ…」
へっ?
聞こえたのは慎也の苦しそうな声。
次の瞬間、あたしの体にズシッ!とした重みが掛かった。
お、重っ!
慎也を見ると、すごくグッタリしていて体が異常なまでに熱い。