.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
慎也はハァ、ハァと荒い呼吸を繰り返している。
額には脂汗が滲んでいる。
「し、慎也っ!?大丈夫!?具合悪いの…!?」
広い背中に触れると、小刻みに震えている。
あたしはなんとか慎也の体を支えた。
慎也はあたしの肩に顔を埋めたまま、起き上がろうとしない。
「……悪い…今、退くから…」
慎也は熱のせいで体を震わせながらあたしから退こうとする。
あたしは咄嗟にそれを阻止した。