.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚
「で、でも…いいの?あたし……」
「お袋が汐莉に会いたがってんだよ。彼女いるっつったら、速攻で“連れてこい”ってな」
俺は苦笑いを溢す。
汐莉は少し困惑していた。
そりゃそうだよな。
いきなり実家なんて、早いよな。
けど…
俺は結婚すんなら……
お前がいい。
「……いずれは連れていこうと思ってた。汐莉と結婚するって」
「――…え…?」
汐莉は目を丸くした。
かなり驚いてるみたいだ。
俺はフッと優しく笑った。