.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚


「慎也……」




「なんだ?」




汐莉が話し掛けてきたので、俺は煙草を灰皿に押し付けた。




「慎也のお母さん、綺麗な人ね!」




汐莉はニコニコ笑いながらそう言った。




俺は言葉よりその笑顔に見惚れてしまった。




「慎也にそっくりなんだもん。笑った顔とか凄く似てた」




嬉しそうにそう言って俺の顔を覗き込む汐莉。




ダメだ…




そんな顔されたら、我慢できねぇ……。




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