.゚+。・ Glorious Kiss ・。+゚

「し、慎也……?」




「汐莉……」




俺はゆっくりと汐莉に顔を近付けた。




その時。




「汐莉さ〜ん!お飲み物、何がいいー?」




突然キッチンから聞こえたお袋の声。




「!」




汐莉はバッ!と勢い良く、俺と距離を取った。




「あっ…じ、じゃあ、お茶でお願いします!!」




汐莉はアタフタとしながらお袋にそう言った。




チッ…。
なんだよ、もう少しだったのに。



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