名前の無い物語
*最強少女と愉快な仲間達
「あ、流れ星!!」
ゲーセンから出て空を見上げた少年
その言葉に、他の仲間達も空を見上げる
「ほんとだ…でけぇ!」
「やっべ!願い事言うの忘れた!」
「大丈夫、智の願いを叶えてくれる親切な奴なんて存在しない。」
然り気無い毒舌に少年は落ち込んだ
その光景は今に始まった事ではないのだけれど…
「ったく、どうすんだよ課題。あと一週間しかねぇぞ?」
「今言っても無駄だ梅田。あの馬鹿は流れ星に夢中だからな。」
眼鏡の少年に、少しヤンキーっぽい少年は溜め息を吐いた