名前の無い物語
「「「「!!」」」」
部屋中に突如響き渡る声
仮面の少年の歩みは止まった
『余計な事はするな。お前の任務を全うしろ。』
「…チッ。」
声に仮面の少年は舌打ちを吐くと
剣は光に変わって消えていった
少年が手を翳すと
いきなり黒い光か現れる
「運が良かったな…。次までに強くなっていなければ、お前はそこまでだ。」
仮面の少年はそれだけ言い残して
黒い光の向こう側に消えていった
「「吉野っ!!!」」