名前の無い物語

案の定
柚歌を二人の兵士が止める


「誰だ?ここは関係者以外立ち入り禁止だ。」


「早く立ち去れ。」


二人の言葉に、柚歌はなにも反応しなかった
只俯いて、立っている



「オイ、聞いているの…ーーーうわぁ!!」



瞬間
兵士の回りに纏う音


その音を受けた瞬間、二人の兵士はその場に倒れていった


「っ!?何だ!?」


すぐに、回りの兵士達も柚歌の下に集まっていく



「…絶対に立ち止まったりしない。」



命に代えても
私はもう後戻りはしない!!



「侵入者た!!」



色んな声が飛び交う中



柚歌は建物の中に向かっていった







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