名前の無い物語

+他人と自分
















「ぅ…。」



吉野は目を開ける
見えたのは、雲1つ無い青空


…着いたのか



そう思って起き上がる
どうやら、自分達は町の公園にいるらしかった



「っ…。」


「…着いた、か?」


柚歌と海も次々と起き上がる
と同時に、二人は首を傾げた


「吉野?」


「どうしたの?」


周りを見ながら動かない吉野に二人は声をかける



…もしかして、ここってーー




「!」







< 255 / 595 >

この作品をシェア

pagetop