名前の無い物語

気がついた時には
周りをデュアンテに取り囲まれていた



「デュアンテ!」


「さっそくお出ましか…。」


吉野達は立ち上がって構える

見た目的に…コイツらは雑魚だ
苦戦する事は無い



吉野は一気に間合いを詰め、剣を振るう
パァンと音を立てて、デュアンテは一気に数匹光となって消えた



「‘氷結’!」


「‘二重奏’!」



柚歌と海の能力がデュアンテを襲う
今までの経験からか、一撃でデュアンテは光となった




「とどめだ!」


最後の一匹に向かって、吉野は剣を投げる
すると、まるでブーメランのようにデュアンテに直撃し
吉野の右手に戻ってきた



「楽勝だな。」


「えぇ…私達も強くなってるのかもね。」


吉野だけじゃない
私や海も…経験によって前より強くなっている




「な、何だよアレ…!」





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