名前の無い物語
*魔法使いの虹色の毎日
「ち、ちょっと見た!?流れ星!」
バァンと激しい音を立てて少女が扉を開く
中には、三人の生徒がいた
「あぁ、それについて校長から連絡があった。」
「私達生徒会に調べて欲しいんですって。」
少年と少女が冷静に告げた
「嘘!?」
「嘘じゃねぇ。それに今回の元凶かもしれねぇし。
ほら、わかったらさっさと箒出せ。」
偉そうな少年の言葉に少女は一瞬苛立ちを見せる
「ちょっと待っ…待ってったら!」
部屋から出ていく三人の後ろ姿を
少女は走って追いかけていった