名前の無い物語

+天空への塔








「…。」

半分放心状態の海
目の前には、見たこともない白い世界が広がっていた


ヨーロッパ調の建物
煉瓦は全て白く、何故か虹もかかっている


「…綺麗ね。」

「あぁ。正に天国…だよな。」

同じく放心状態である柚歌と空も辺りをゆっくり見渡す

まだ自分達が居るこの場所を
信じられない


「…ここが、天界…?」







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