私の彼は子ウサギちゃん!?

真白の頭をグリグリと撫でまわしたくなる衝動をなんとか抑えて、そっと彼の手首を掴む。


「そこの公園で治療してあげるから。」


「!!」


「・・・みぃちゃん、やさしい!!みぃちゃん、だいすき!!」


「きゃっ!!」


先ほどの表情とは一変、真白は満面の笑みを浮かべて私に抱きついてきた。


--う、嬉しいけど血がついちゃうよ。--
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