私の彼は子ウサギちゃん!?
「・・・ぐすん・・うぅ・・ぐす・・」
「少し落ち着いた?」
「・・・う・・・ん・・。」
「そっかぁ。あぁ~、良かった。本気で焦ったよ。・・でもまさか、あ~んなに反応されるとはねぇ。俺、ビックリ!!」
「・・・・・・。」
--何?その態度!?--
暫くして・・・
なんとか、私の涙ダムの水量は安全水位まで低下したのだけど、今度は怒りの火山が噴火しそうになっていた。
--さっきの慌てぶりはどこへ??--
完全に彼は復活していた。・・・いつもの憎たらしい彼に。
「・・・そういえば。ね、未衣子ちゃん、もしかしてさ、キスしたことなかったりする??」
「!!」
「・・・あれ?正解??」
”プッチ~ン!!!”
そして・・・怒りの火山は噴火しました。