私の彼は子ウサギちゃん!?

「・・・あ・・い、いやぁ・・あの・・ね・・・」


--ど、どうしよう!私ってば、怒りに任せてペラペラと・・・--


--精一杯だとか・・・へ、変態だとか・・・。誰にも知られたくないこと喋っちゃったよ!!--



「・・・わ、悪くはないよ。うん。・・全然。人それぞれだしね。・・ホントに。」



「・・・・・・。」


--わぁ、ダメ・・・。また、泣きそう・・・。--


「あぁ~、ホントに大丈夫だって。ね、大丈夫だから泣かないで。ほら、俺さっき”何でも言うこと聞く”って言ったじゃん。シロとは親友だし、今後、俺って役に立つと思うよ~。誕生日も、もうすぐだしね!!」



「・・・たん・・じょう・・び・・・。」


”誕生日”って言葉に明日の件が頭をかすめる。


「そう、誕生日。サプライズとかやるんなら協力するよ。」



「・・・・・・ホントに・・何でも??」


「うん。俺にできる範囲ならね。」


--だったら
・・・だったら、頼んでもいいのかな?--


「あ、明日の放課後、真白に用事を作ってください!!」




「・・・えっ!?」
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