私の彼は子ウサギちゃん!?
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「今日も、ラブラブ??」


絆創膏を貼り終え、シロセットの蓋を閉じて、”さぁ、学校に行きますか!”とお尻を少し浮かせたところで、頭上から声をかけられた。


--・・・本日も無駄にいい声ですね。--


「うん!!らぶらぶ~。」


私が感心していると、そのフェロモン垂れ流しの低音ボイスに即答した真白は、また私に抱きついてきた。


「っ!!」


浮かせていたお尻が、ペタンとベンチにぶつかる。


「・・・聞いた俺が馬鹿だった。」


ため息交じりつぶやく彼は、真白の親友、神崎龍(カンザキ リュウ)君。


「おはよう、神崎君。」


「未衣子ちゃん、おはよう。今日も可愛いね。ね、どう?そろそろ俺の彼女にならない??」


「・・・・・・。」


「むっ!・・・みぃちゃんは、ぼくのだよぉ!!」


そう主張しながら、私の背にまわしていた腕をギュ~っと絞める真白。


真白の胸に顔が押し付けられて息ができない。


--うぅ・・・う、嬉しいけど、苦しいよ。--
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