私の彼は子ウサギちゃん!?

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15分後。


私たちは商店街にほど近い場所にあるカフェに来ていた。


白を基調とした内装に、北欧を思わせるようなインテリアで、どこか自然の素材感を感じさせるこの店は、女性やカップルに人気が高い。


もともとワンコインで食べられるケーキセットは、平日の夕方のみ、400円になるとあって、高校生の私たちでも割と気軽に入ることができる。


しかも、日替わりで変わるそのケーキがどれも絶品!!


実際、私と真白も週に1回のペースで通ってて、すっかりこのお店のファンだ。


今日も相変わらず学校帰りの学生達で賑わってる。


そんな店内の一番奥に私たちは陣取った。



「で、どうしたの?」


注文もそこそこに、早速真樹が話を切り出す。


「うん、あのね。・・・私・・変かも・・・。」


自分でもどう説明したらいいかわからなくて、たどたどしくなる私の話を真樹は時々相槌を打ちながら聞いてくれた。




暫くして・・・。


「・・・って訳なの。」


私はなんとか話し終えて真樹の言葉を待つ。


「・・・・・・。」


「・・・・・・。」


「・・・真樹??」


「・・・はぁ~。」


「えっ!?」


--た、ため息!?どうしよう・・・。やっぱり変って思ったのかな?呆れられちゃったのかな!?--


私は悲しくて、正面に座っている真樹を見ることができずに、自分の膝へと目線を落とした。
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