茜色の天使~月夜の天使・番外編
「まぁ、な。高校の時に告白した子がいてさ」


「で!?」


オレは観念した。


「見事に振られたよ」



千葉亮太、高校3年の夏の終わり。


花のように可憐で、一途な想いを抱いた少女に恋をした。


彼女は、オレにとって





「天使」だった・・・・。



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