Bloody×Lovers
It is a color of blood.
暗い、暗い、部屋の中。
雪が降っているのが窓から見える。
「時間・・・」
自分の声に気付いて、時計を見る。
行かなきゃ。
私は部屋を出て、学校に向かう。
深夜0時、
白に染まった校庭を横目に見ながら裏庭から敷地内に入った。
1階の、技術室の窓を放課後のうちに開けておいた。
そこから校舎内に入る。
私は適当に目に付いた金槌を手に持った。
階段を上って、屋上へ繋がっているドアの南京錠を確認する。
やはり鍵がかかっている。
手に持ったハンマーを思いっきり振り下ろすと、あっさりと南京錠は壊れた。
屋上は、深夜で雪が降っているということもあり、何ともいえない景色だった。
「やっと、着いた───」
私は足を進める。
先にはもう、足場がないくらいギリギリまで来た。
そして───
体を宙に浮かせる様に、飛んだ。
雪が降っているのが窓から見える。
「時間・・・」
自分の声に気付いて、時計を見る。
行かなきゃ。
私は部屋を出て、学校に向かう。
深夜0時、
白に染まった校庭を横目に見ながら裏庭から敷地内に入った。
1階の、技術室の窓を放課後のうちに開けておいた。
そこから校舎内に入る。
私は適当に目に付いた金槌を手に持った。
階段を上って、屋上へ繋がっているドアの南京錠を確認する。
やはり鍵がかかっている。
手に持ったハンマーを思いっきり振り下ろすと、あっさりと南京錠は壊れた。
屋上は、深夜で雪が降っているということもあり、何ともいえない景色だった。
「やっと、着いた───」
私は足を進める。
先にはもう、足場がないくらいギリギリまで来た。
そして───
体を宙に浮かせる様に、飛んだ。