Bloody×Lovers
【生きてくれて、ありがとう】
・・・え?
思考回路が停止する。
鎌を振り上げた黒いマントの人型が、今にもソレを振り下ろそうとしていた。
「・・・だ、め」
【これで、】
「・・・やめて」
【終わりです】
「やめてぇっ!!」
気付けば私は叫んでいた。
「まだ、助かるかもしれないから、だから・・・」
【あなた・・・】
「ソレを、振り下ろすのは・・・」
【・・・ごめんね?】
そして黒いマントの人型は、ソレを振り下ろした。
人から伸びている鎖のようなものを、斬った。
『ザンッ───!!』
・・・コレは、ナニ?
鎖から放たれた白い炎が、空へと昇っていった。
【アナタには、私が見えるのね】
「ナニを、した・・・?」
【私は・・・4番目、なの】
「よ、ん・・・」
【・・・ヒト、なのね】
口調と声からして、黒いマントの人型は女性らしい。
【私のことが、見えるんだ・・・嬉しい】
「・・・へ?」
【少し、話をしましょうか】
彼女は、彼女自身の黒いマントを剥ぎ取った。
その瞬間、彼女の持っていた鎌が消えた。
中から表れたのは───
同じ高校の制服を来たショートカットの少女だった。
・・・え?
思考回路が停止する。
鎌を振り上げた黒いマントの人型が、今にもソレを振り下ろそうとしていた。
「・・・だ、め」
【これで、】
「・・・やめて」
【終わりです】
「やめてぇっ!!」
気付けば私は叫んでいた。
「まだ、助かるかもしれないから、だから・・・」
【あなた・・・】
「ソレを、振り下ろすのは・・・」
【・・・ごめんね?】
そして黒いマントの人型は、ソレを振り下ろした。
人から伸びている鎖のようなものを、斬った。
『ザンッ───!!』
・・・コレは、ナニ?
鎖から放たれた白い炎が、空へと昇っていった。
【アナタには、私が見えるのね】
「ナニを、した・・・?」
【私は・・・4番目、なの】
「よ、ん・・・」
【・・・ヒト、なのね】
口調と声からして、黒いマントの人型は女性らしい。
【私のことが、見えるんだ・・・嬉しい】
「・・・へ?」
【少し、話をしましょうか】
彼女は、彼女自身の黒いマントを剥ぎ取った。
その瞬間、彼女の持っていた鎌が消えた。
中から表れたのは───
同じ高校の制服を来たショートカットの少女だった。