嵐な恋~アラコイ~
高校生!

「紗雪ーー早くしないとおくれるよーー」
「うんわかってる!!」
「よし、いこっ!★」

 私、小村紗雪。こっちは私の双子の弟、潤。

「紗雪はしるぞ!」
「なんでぇーー」
「紗雪が寝坊するからだろ」
「あ…ほんとだ」
「やばいよーー潤」
「よし、全速力だ!」



「あ、おはよーー紗雪今日も元気だねぇー」
「おはよ智。いやーー潤がねぼうしちゃって」
「え…潤が?」
「おい、紗雪しばかれたいのかなぁ???」
「はい。ごめんなさーーい 私が寝坊しました。」
「なんだぁーー」 

こっちは幼馴染の尾野智。いつもかわいい。
本音は男のくせに!!なんでそんなにかわいいのよ
と思うぐらいかわいいのだ。

「はは、またコントですか?」
「お、杏樹おはよ」
「ていうか、コントじゃないし!!」
「まるっきりコントだよ」

こっちは私の友達の小西杏樹。
中学の頃ともだちになったのだ。

「紗雪、今日の入学式楽しみだね!」
「うん!同じクラスでよかったー」
「当たり前じゃん。うちら最強の親友なんだから!」
「そうだね!」

そして今日は私達の入学式なのだ。
今日から高校生!恋に勉強いろんなことを
頑張ろうと決意したのだ。

(1年生の皆さんは体育館に移動してください。)
と放送がなったので智、杏樹、潤、私で体育館に行くことになった。

「入学式楽しみ!」
「ていうかなんであたしと潤が同じクラスなのよ!」
「しょうがないだろ。俺だっていやいやなんだから」
「ひーーどーーいーー」
「酷くて結構」
「まぁまぁ二人とも落ち着いて」
「ていうか雅紀は?」
「遅刻みたい」
「雅紀ってだれ?」
「そっか杏樹しらないね」
「雅紀は違う学校だったから」
「うーーん雅紀は…自由な人?」
「うーーー説明しずらい…」
「まぁそのうちくるでしょ」
「そっか」
「ていうか早くこないとおいてっちゃうよ」
「おい・・前!!」
「紗雪、前!!」

    ドン!!
「きゃ…いたたぁ…あ、ごめんなさい!」
「あちゃーーー」
「すいません先輩」
「いいよ」
「ありがとうございます」

それから入学式がはじまった。
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