足並み揃って
...もう、すべて忘れよう
そこから
4日間芸人の仕事がない事を
いいことに
俺は酒に溺れてしまった。
ーー*ーーー*ーーー*ーー
(ー4日後ー)
ーー*ーーー*ーーー*ーー
今日は劇場の仕事とネタみせが入っていた。
劇場にゆき楽屋に入ると
何人か後輩が挨拶をしてきた
「あっ。おはようございます村田サン」
「おはざいまーす」
「うわぁっ!?村田サン酒臭ッ!
また仕事ないこといいことに酒飲んだくれたでしょ」
『あははは~そうだぞ~』
「もう、まじやめてくれよ~」
『お前なぁ!いいか!!
そんなやつにはくらえ~
村田こうしゅうだぁ~~』
といって息を顔に吹きかける
「うっっわ!まじくせぇえ!
あんた正気じゃねえよ!おっうえ」
『ガハハハハ~』
あ~楽し(笑)
一通り後輩とじゃれおわり
自販機で飲み物を買っていると
「よぉ、村田」と誰かに呼ばれた。
振り向くと同期の鬼頭だった。
『おぉ、鬼頭じゃんか』
鬼「...酒臭いよ。」
『うるせぇ(笑)
4日間まぁ飲んだくれたからな(笑)』
鬼「今日は仕事なに?」
『ここで一本とネタみせが一本ある。
今日はデンセンブロック
忙しいーかなぁー(笑)』
普段あまり鬼頭とはよくしゃべらない。
話してもゲームのことくらいなのに
仕事を聞いてくるなんて珍しい
鬼「そうなんだぁ...
忙しいならあとで笹木もいる時にいうわ
面倒だしまとめて話すわ」
『おぅ...了解』
鬼「じゃあ」
『んー(じゃあ)』
なんだよ
もったいぶりやがって。
まぁ...関係ないけどな
俺は買ったものを
一気に飲み上げ舞台袖に向かった