恋memory
そんな事よりも・・・・
そんなくだらん感情よりも・・・・
今、一番に知りたいのは
俺の過去・・・
少し、冷静になるために冷蔵庫に
冷やしておいた水をほてった喉に流し込んだ
水が喉につたって行く感じが
何とも心地よかった・・・・
それでも頭の中は 自分の過去 しかなかった
「俺は、本当に一人だったのだろうか」
ふと、頭に浮かんだことを
口にしてみた・・・
誰かが答えを言ってくれる訳では
ないのだが、その言葉は
壁に反射して虚しく消えてった・・・・
それが、少し悲しく思えた
急な物思いを振り払うようにして
頭を左右に振る
今日この行動を何回したことか・・・・
奥歯を強くかみしめた
「悲しい???
俺は何を考えているんだ。
俺は一人で生きてきたんだ!!!
今更そんな・・・・・・・・・・」