「優翔、女の子に叩いちゃダメだろ」

「はーい…ゆうちゃん、ボールあそびしよ」

「うん!」

「…悠宙は優翔気に入ってんのかなぁ」

「ま、今絶対に元気でしたしね」

「女の子チームはおままごとしてるし」

「つか、何故春陽達まで入ってるんだ…」


みんなそれぞれ遊んでる。
そんな中、僕達は過去の思い出話しをしていた。
最初の1時間は、雅さんののろけ話。
奥さんの春陽さんやら、ナンパした女の話しやら、子供の明莉の話しやら。
1番つまらない話しをされた。
一方の伊織は、自分の仕事について。
母親や紫苑みたいに、自分の大切な人達がいなくなる姿が見たくないという理由で、医者になったらしい。
今は近くの小児科に勤めてる。
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