番外編/助けたいから


「薬ちゃんと飲むんだぞ?」

「…うん」

「よし。では、また何かあればきてください」


俺はあの日、決意したんだ。
もう、大切な人を病気で失いたくないって。
だから、俺は必死に勉強した。
医療の学校にいき、地道にずっと勉強し続けた。
胸に、助けたいという気持ちを抱いて。
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