光
次の日。
「なーどこ行くんだよー」
学校をサボって、律と私はとある場所に行っていた。
行き先は私しか知らない為、律はつまらなそうだ。
8時半に地元の駅を出発し、電車で約一時間…永遠と乗っていた。
「終点まで時間かかるから、少し肩借りる」
「ああ、全然構わないぜ。眠いのか?」
律に肩を借りて、私は目を閉じた。
昨日は、今日の分の授業の予習をしてた為に、昨日寝たのは…2時近かったかもしれない。
そんな時間に寝たせいで、ものすごく眠い。
「…ぅん」
「そっか…」
律が頭を撫でる。
律の手は暖かい。
すごく落ち着く…。
なんか…ずっとこうしてたい…。