【短編】年下彼氏
「ふっ…うぅ…」
気付くのが遅すぎた?
「あれ?桜中央高校の制服じゃん?」
あたしは、突然後ろから声をかけられ
驚きながら振り向いた。
そこには、ここに通っている中学生が3人。
いかにも、ヤンキーです。って感じがする。
「何?泣いちゃってんじゃん。
しかも、よく見たら超綺麗じゃん♪」
1人の男の子があたしの手を掴む。
「お姉さん、俺らといい事して
嫌なことなんて忘れようぜ♪」
「お前、年上に言う言葉かよ~!」
男の子たちはゲラゲラ笑っている。