【短編】年下彼氏



怖い……


亮佑に感じたときとの怖さじゃない…
もっと、危機感を感じる…っ


「いらない…っ!離して…!!」


あたしは、一生懸命
掴まれてる手を振り払おうとするけど
やっはり、女の力で適うはずない。


「お姉さん~こっちこっち~♪」

男の子に引っ張られそうになったとき


「人の女に何やってんだよ」


別の誰かに、肩を抱え込まれた。

あ…この匂い…


亮佑だ…



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