【短編】年下彼氏
2
「ただいま~」
あたしは、憂鬱な気持ちのまま
家に戻った。
「あ、おかえり。
亮ちゃん、あんたの部屋で待ってるわよ?
何か、数学教えてほしいらしいわよ」
亮ちゃんとは、亮佑のこと。
「そうなの?わかった」
あたしは、そのまま自分の部屋のある
2階へと向かった。
「亮佑~、ごめん。待たせた?」
部屋に入ると、あたしのベットで寝てる亮佑がいた。
「亮佑?勉強しないの?」
あたしは、ベットに近づいていった。