暗闇のアリス first story[完結]
だけどそれは美しくもその一瞬で
凍りついた
「理解したわ、nightmare 。
ごめんなさい、ベッド使っちゃったわね、」
私の口は淡々となにもなかったかのように動き出す
「まぁ、あの男が私の兄っていうのも嘘じゃないみたいね
ここに来る途中で会ったのよ」
目の前の彼はとても悲しい瞳をしていた
「Nightmare、悲しい顔をしないで
あなたが殺ったことは私のため
私はあなたのためにこの命を捧げるわ」
私はゆっくりと彼を抱き締めた