暗闇のアリス first story[完結]
「ははははは、愚問だね」
「それは、どういう意味かしら」
私のことを、、
いや、Aliceを知っているのは裏の人間しかいない
裏、と言ってもヤクザは私たちにとってはまだまだ子供の遊びのようなもの
私が言いたい裏は、そう……
本当の闇の世界のこと…………
「Aliceくん、君は薄々勘づいているんじゃないのかな?」
「…………。」
「君をこんな日に呼び出してしまってすまなかったね」
「そうね、なぜここで呼び出されたのかだけが一番の謎ね」
「ははは、そうかい」
「っで?本題に早く入ってもらえるかしら」
「……、君はなぜ殺し屋になったんだい?」
は?
「今関係のある話かしら」
「いいから、答えてくれないか?」
「……。」
「わからないのかい?」
「nightmareの為よ」
「……ははは。面白い答えだ、だが私が聞きたいのはそれじゃない」